ウィーンのオペラ座に並んで立ち見席のチケットを買うの巻

ウィーンのオペラ座でオペラを!

前々から、オペラを聴いてみたいと思いながらも、ヨーロッパにせっかく行くのだけれども、荷物が多いし、ドレスだとかの準備をするのは面倒だ!な〜んて思っていました。するとすごく良い方法があったのです。

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「立ち見席はドレスコードなし」という前情報を見かけたのです。

な、なにぃ、おもしろそうだし、是非ともゲットしようとのことで、早めにやってまいりました。
17時くらいからは並び始めた方がいいということで、並んだのです。(チケット販売開始は80分前からです)

すでに結構な列ができていました。
そもそもですね、我々は立ち見席の列がなかなか探せず、(人に聞いたら一番早かったので、もう現地で聞いてください。standing ticketはどこでかえるんだと)普通のチケット売り場では買えません。
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この日の演目は「LA BOHEME」です。事前にオペラ座のHPでしらべていたので知っていました。

パルテッレが4ユーロです。他の方のブログにとにかくパルテッレを買えと書かれていたので、素直にそうしました。
Parterreは正面なので非常にみやすかった。やはり同様にオススメです。

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LEXUSがスポンサーなんですね。平積みになったチケットがなくなったら、その日の立ち見チケットは終わりのようで、私の買った時はまだだいぶ残っていました。チケットを買うと左側の通路を抜けて正面の方に一目散に向かいます。席を取らないといけないのです。

立ち見席用の方のクロークに(そういう風にわかれてます)上着などを預けます。
急いで行くとパルテッレの席の行列がまた少しありました。そこに並びます。

「Parterre?」と聞きながら進むと、こっちだぞ!みたいなのをみんな教えてくれます。
かなり感じが良いです。ジーパンにトレーナーの人にも優しい。

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パルテッレのところに席を陣取りました。前後にバーがあってそこに並んでみるような形です。視界はかなり良好です。
友人の前の方には外国人のとても背の高い方がいたりして、実は少し見えづらかったようです、(ごめんなさい気づかなかった)

マフラーなどでバーの前に陣取り、そこを退出します。幕が開けるまで小腹が減っていたので、
お酒やおつまみを少し食べました。
階段を上っていくと、食べるところがあるんですよね。
正装の方とジーパン組が入り乱れて食べて飲んでいました。

 

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我々も飲んだり食べたりしました。シャンパンにビールにつまみの洒落てる食べ物を買いました。
あれ、途中で気づきました。チケットは4ユーロだけど、、、
このお会計さ、4000円くらいじゃない?・・・

・・・まあ立ち見券を買うということをしてみたかったのでいいんです。
い、いいんですよ。

戻ると多少マフラー陣地側に人が来ていましたが、(ギリギリに戻りすぎたと多少後悔)
そのまま観ました。

しかしながら、友人はですね、調子に乗って飲み過ぎて、なおかつ長時間の立ち見だったので、
具合が悪くなってしまうという悲しきハプニングがありました。

なんせ2時間近くですねありますので、皆さんは飲み過ぎや調子に乗りすぎにご注意ください。꒰ ・ ̫・ ꒱
(途中で休憩はありますが、立ち見は疲れているのでその場にみんなしゃがんでいました。)
オペラ座のスタッフの方々その節は本当に親切にありがとうございました。
これを読むことはないとは思っていますが、
水を持ってきてくれたり、いやもうほんと
自分たちが飲み過ぎただけなのに非常に申し訳ない・・・

内容はドイツ語だからさっぱりわからないとお思いでしょうが実は席の前の部分にですね、
小さなモニターがついていまして、そこに英語の表示が出ていました。それで大体のお話はわかりましたよ。
英語の成績はあんまりよくないんですが(汗)英語圏じゃない国だと、「よかった〜英語表記ある!」とそれはもうネイティブかってくらいの喜びを出しちゃったりします。そんな自分に毎回こころの中でつっこんでいました。꒰ ・ ̫・ ꒱

そして滞りなく素晴らしいオペラを鑑賞し、ものすごい声量の余韻にひたりつつ、
ぶれない素晴らしい演奏のオーケストラの音にくらくらしながら、隣にあるホテルザッハーのザッハトルテを食べにまいりました。
最高の体験でした。

立ち見席を買うという体験、なかなかできるものじゃありません。オススメです。꒰ ・ ̫・ ꒱

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