世界的建築家フランク・ロイド・ライトの建築に展示されているゲッゲンハイム美術館@NY

日本では旧帝国ホテルなどを作って名高いフランクロイドライトの建築で絵をみられるとあって、ゲッゲンハイム美術館に行ってきました。

場所はミュージアムマイルの通りのメトロポリタンやノイエギャラリーの並びにあります。外観が特徴的なのですぐにわかります。

セントラルパークを西から東に抜けて貯水池を回っていったのですが、西側から遠くてもすぐに場所がわかりました。


 
中から見ると螺旋がよくわかります。さて、展示ですが、見ててとても思いました。この美術館は建物がメインですね。それありきで、合間に世界の名作と呼ばれる絵画を置いてる印象でした。建築がここまで特徴的なので仕方ないのかもしれません。ピカソや、ゴッホにカンディンスキーなどたくさんの絵があるのですが、、、

ちなみにスロープに展示されるとこんな感じになります。作品サイズが大きすぎなければちょうどよく鑑賞できます。



また余談ですが、例えば直島にある地中美術館は、モネの睡蓮の部屋を世界で一番いい感じに見るための部屋なんかがあります。その部屋に入る際は靴を脱ぎます。パリのオランジュリーは私見ではそれに劣りますが、やはり絵がメインの印象をもちます。モネの睡蓮の横長すぎるキャンバスに合わせて壁が湾曲しています。すると、絵に囲まれているような感覚に浸ることができます。またマドリッドにあるソフィア王妃芸術センターも、ピカソのゲルニカの為の部屋があります。あれだけのサイズの絵はゲッゲンハイム美術館には置けませんね。

さてゲッゲンハイムに話を戻します。螺旋を少しずつ登りながら絵を鑑賞していきます。下から上へ行くというのが正しいルートです。私は楽をしようと上までエレベーターで行ってから下ってきました、、、。

途中にピカソなどの常設の展示スペースが螺旋スロープからはずれた部屋の中にあるのですが、何に驚いたかって常設展示の部屋の天井が低すぎる!螺旋構造のせいでしょう。背の高い外国人男性は照明に頭がぶつかっていました。小さなギャラリーくらいの天井高、、、え、マスターピースの展示スペースがこれ?!螺旋スロープの開放感とはまったくの別物。窓から見えるセントラルパークはさいこうなんですけど、、。

ちなみにここに一番人がいるのですが、なんだか天井が低いからギュウギュウ感が強めでした。(´ι_` )むー。

しかしながら展示物は流石に素晴らしかったです。 お気に入りはルソーとピカソ。いつも思うのですが、日本では写真絶対NGなので額つきの絵画の写真や、ななめからの写真というのはほぼ見る機会ないですよね。日本の展示物の場合は。

  
ルソーは、momaにある「夢」の説明に書いてあったのですが、ジャングルになんか行ったこともなくて、動物園とか植物園で観察したものをエキゾチックに再構成して描いたらしいです。この絵もとてもユニークで素晴らしいと思いました。

感じることが多く、ニューヨークにいくなら必ず訪れたい場所です。フランクロイドライトの建築にしっかり触れられます。

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